アンドロメダ座 And Andromeda

アンドロメダ座は、ペガスス座の西にある星座で、ペガススのおへそにあたる星・アルフェラッツから、星がV字型に2列に並んだ形が目印となる。アンドロメダは、エチオピアの王・ケフェウスと王妃・カシオペヤの娘の、アンドロメダ姫である。

アンドロメダ銀河(M31)4.8等星 230万光年先の銀河 見かけの大きさは月の6倍 銀河系の2倍の大きさ

二重星 γAnd アルマク 2.1等星オレンジとブルー

 

アンドロメダ銀河(M31)

 

自分の娘・アンドロメダの美しさを自慢していた、エチオピアの王妃・カシオペヤがいました。ある時カシオペヤは「海の神・ポセイドンにつかえている妖精たちよりも、私の娘・アンドロメダの方が美しい」と言います。これを聞いた妖精たちがポセイドンに言いつけると、ポセイドンは怒り、化けくじらのティアマトにエチオピアの海で大暴れするように命じます。エチオピアでは、毎日津波が押しよせます。困り果てた国王のケフェウスはポセイドンにお詫びし、海を静めてもらおうとしますが、アンドロメダ姫をいけにえに差し出すよう言われます。アンドロメダは、自分から進んでいけにえになり、海岸の岩に縛り付けられました。ティアマトに食べられそうになった瞬間、ペガススにまたがった勇者・ペルセウスが通りかかり、ティアマトに妖怪・メドゥーサの首を突きつけ、岩に変えて退治します。アンドロメダはペルセウスに助けられ、その後、結婚して幸せに暮らしました。