おおいぬ座 CMa Canis Major

全天で最も明るい恒星のシリウス。「焼焦がすもの」の意で明るさはマイナス1.5等星。
大きさは太陽の2倍。距離は8.6光年で、肉眼で見える恒星のケンタウルス座α星4.4光年の二番目。

懐には散開星団M41が有る。100個ほどの星の集まり。散開星団でオレンジ色が有るのは珍しい。

 

星座絵でシリウスは犬の口先。日本では青星(あおぼし)と呼ぶ。
少し左側をさがすと2つの4等星があり、シリウスとあわせて三角形の犬の頭を表わしています。
シリウスの右にある2等星のミルザムは犬の前足。
下の方にある2等星アダラと2等星ウェズンは腰を表わしています。
こうして見ると、星を結んだ星座線がわかりやすい犬の形になっていて、ちゃんとシッポまでついています。